白髪染めから見る日本人の心

若い方ならわかるだろう。そうでないなら是非、今のスーパーやコンビニで染め粉コーナーに行って見てほしい。何色の染め粉が多いだろうか。茶色か脱色だろうか。それは違う白髪染めだ。私は都内の数件のスーパーを見て回ったがどこも白髪染めの割合が圧倒的に多い。これは予想と大きくずれた結果だった。街中を見ると今や、若い方はかなりの確率で髪を染めている。大学生なら半数近く染めた経験があるのではないだろうか。そう思ったから私はてっきり白髪染めなんてコーナーの脇に少しあるくらいだろうと思っていた。しかし、実際は白髪染め以外の染め粉の方が逆に端の方にポツンと置いてあるだけだ。この事実から言えることは、若者よりも年配者の方が、染める人の割合が多いのではないかということ。あれほど、若者が髪を染めることに嫌悪感を出す世代が一番染め粉を使っているという皮肉が考えられる。なぜこんなことが起きるのだろうか。思うに、日本人の髪の色を勝手に黒がデフォルトだと思っている人が多い。だから、若者の茶髪を見ると条件反射的に「黒ではない」自分の白髪を見ると「黒ではない」と感じ直したいと思うのではないだろうか。従って、市場の仕組みに乗っ取り白髪染めの在庫が多くなるのだろうか。

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